今月の主題 臨床検査測定値の標準化
技術解説
酵素の標準物質の作製
青木 亮治
1
,
高野 聡
1
,
芳陵 一生
1
,
植田 成
1
,
鍵本 佳孝
1
,
美崎 英生
1
Ryoji AOKI
1
,
Satoshi TAKANO
1
,
Issei YOSHIOKA
1
,
Shigeru UEDA
1
,
Yoshitaka KAGIMOTO
1
,
Hideo MISAKI
1
1旭化成株式会社特薬・診断薬事業部診断薬研究部
キーワード:
標準化
,
酵素標準物質
,
比例互換性
,
コミュタビリティー
,
遺伝子組換え(リコンビナント)ヒト酵素
Keyword:
標準化
,
酵素標準物質
,
比例互換性
,
コミュタビリティー
,
遺伝子組換え(リコンビナント)ヒト酵素
pp.843-852
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905158
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臨床検査のなかで施設間差が顕著であった酵素項目は,標準測定法である"JSCC常用基準法"の公布と物差しとなる"日本・常用酵素標準物質"の頒布により,値が収束する方向へ進んでいる(標準化).遺伝子操作技術と細胞培養技術を用いた遺伝子組換え(リコンビナント)ヒト酵素の開発が,ヒト血清中酵素と性質が類似した酵素標準物質の作製を可能にした.
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