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技術解説
末梢血単核細胞の鑑別
新谷 和夫
1
1関東逓信病院第2臨床検査科
pp.548-553
発行日 1970年6月15日
Published Date 1970/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906807
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単核細胞ということばは主として病理学の分野で用いられてきたが,その意味するところは核が分葉傾向を示すことなく,円形の細胞というようなものであった.したがって,細胞の種類という観点からすると骨髄芽球,リンパ芽球,赤芽球骨髄球,単球,リンパ球などかなり広範なものが包含されることになる.ところが細胞個々というより細胞相互間の有機的連関,すなわち構造の変化を主として探究してゆく病理学にあっては,このような広い概念をもつことがきわめて有用なことは容易に推定しうるであろう.しかし不思議なことに,単核細胞ということばは個々の細胞を扱う血液学の分野でも盛んに用いられている.そこで本文では末梢血中の単核細胞の問題を取り上げ,その鑑別法についてふれてみたい.

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