Japanese
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特集 アレルギーと自己免疫
II.アレルギー疾患
3.アレルギー疾患と検査
3)皮膚アレルギー
(2)アトピー性皮膚炎
前田 啓介
1
,
吉田 彦太郎
1
Keisuke MAEDA
1
,
Hikotaro YOSHIDA
1
1長崎大学医学部皮膚科学教室
pp.106-108
発行日 1991年11月30日
Published Date 1991/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900817
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
アトピー性皮膚炎(AD)は,外来性の抗原に対する免疫応答と生体側の異常な反応性によって発症するアレルギー性皮膚疾患である.このatopic dermatitisという名称は,1932年Sulzbergerら1)によって提唱されたが,彼らはCoca,Cookeら2)の提唱したレアギン(IgE)抗体が主役となって発症する即時型アレルギー反応の"アトピー,atopy"を本症の本態と考えた.しかしながら,現在,アトピー性皮膚炎の病態には即時型反応だけでなく種々の免疫反応や生理・生化学的,薬理学的異常などが関与していると思われる.
このようにアレルギーがアトピー性皮膚炎の重要な発症機序であるため,原因アレルゲンの検索が診断と治療に重要な意味を持つ.筆者らは,表13に示すような検査を施行し,診断と治療に役立てている.今回は,アトピー性皮膚炎の免疫学的特徴を中心に,診断に必要な検査について,筆者らの若干の知見を含めて概略を記した.

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