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増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ
11章 感染性疾患・寄生動物疾患
マラリア
Malaria
狩野 繁之
1
1国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所熱帯医学・マラリア研究部
pp.550-552
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202006
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マラリアは世界の80カ国に流行し,罹患者は年間2億1,900万人,死亡者は43万5,000人と報告されている〔世界保健機関(WHO):2018年〕.わが国の輸入マラリア患者数は,年間61例(2017年)である.感染症法上の確定診断は,血液塗抹Giemsa染色標本(薄層が望ましい)を顕微鏡下に観察し,赤血球に感染したマラリア原虫を検出するか,末梢血液からDNAを抽出し,原虫の種特異的プライマーを用いたPCR法によると定められている.濾紙クロマトグラフィーによる迅速診断キットが世界では標準化されているが,わが国では臨床診断法として認可されていない.

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