Japanese
English
シリーズ-検査値異常と薬剤・10
―投与薬剤の検査値への影響―中枢神経系作用薬・Ⅳ
Influence on laboratory test values wit administering medicines:Drug affecting on central nervous system Ⅳ
片山 善章
1
,
澁谷 雪子
2
,
米田 孝司
3
Yoshiaki KATAYAMA
1
,
Yukiko SHIBUYA
2
,
Koji YONEDA
3
1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科
2神戸常盤大学短期大学部衛生技術学科
3オリエンタル酵母工業株式会社長浜事業所
キーワード:
中枢性筋弛緩薬
,
麻酔性鎮痛薬
,
解熱鎮痛薬
Keyword:
中枢性筋弛緩薬
,
麻酔性鎮痛薬
,
解熱鎮痛薬
pp.1705-1712
発行日 2010年12月15日
Published Date 2010/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542102502
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中枢性筋弛緩薬
1 . メトカルバモール
白色結晶性粉末でわずかに特異な臭いと苦味を有する.メタノールに易溶であるが水には溶けない.骨格筋弛緩作用と弱い鎮静作用をもつ中枢神経抑制薬である.構造式は図1に示した.プロパンジオールの誘導体(図2)の鎮咳去淡薬であるグアイフェネシン(図3)のカルバミン酸(カルバメート,図4)であり,体内では反応式(図5)に示したように加水分解されてグアイフェネシンとカルバミン酸になる.カルバミン酸自体は通常の状況下では不安定であり,アンモニアと二酸化炭素に分解してしまう.
臨床検査への影響と副作用は表1に示した.反応式に示したようにグアイフェネシンの臨床検査への影響も同じである.

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