Japanese
English
今月の主題 胎盤
トピックス
羊膜移植
小林 顕
1
,
杉山 和久
1
Akira KOBAYASHI
1
,
Kazuhisa SUGIYAMA
1
1金沢大学大学院医学系研究科視覚科学
キーワード:
羊膜移植
,
眼表面疾患
,
先進医療
Keyword:
羊膜移植
,
眼表面疾患
,
先進医療
pp.1731-1734
発行日 2007年12月15日
Published Date 2007/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101396
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1731ページから1734ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
1.はじめに
羊膜は子宮と胎盤の最内層を覆う半透明の薄い膜(約50~150μm)で,単層円柱上皮である羊膜上皮とその下の基底膜,さらにコラーゲンに富み無血管な実質組織から成り立っている.羊膜の基底膜はⅣ型コラーゲン,フィブロネクチンやラミニンなどからなり,生体内で最も厚い基底膜であるとされている.羊膜の医療材料としての歴史は意外と古く,約100年前より皮膚の熱傷などの治療に用いられてきた1).眼科領域における羊膜移植は,1940年に角結膜化学外傷後の結膜欠損に用いられたのが初めてと考えられているが2),それ以降は眼科臨床使用の報告はほとんど見られていなかった.1995年にマイアミ大学眼科(Bascom Palmer Eye Institute)のScheffer Tseng教授(現Ocular Surface Center所長)を中心とするグループが,難治性眼表面疾患に対する羊膜の有用性を示し,洗練した形で羊膜移植を眼科臨床に再導入した3).この報告を皮切りとして,眼科領域における羊膜移植は世界的に広く行われるようになり,既に標準的な治療法となりつつある.

Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

