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特集 —え、ウソ!実は◯◯だった!?—“コモンディジーズ”の診断ピットフォール
㉑「かぜ」という言葉で見落とされる感染症
髙橋 宏瑞
1
1順天堂大学医学部 総合診療科
pp.294-295
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204715
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Case
患者:29歳、男性
主訴:発熱、咽頭痛
既往歴:子どもの頃によくかぜをひいていたが、成人してからは特に持病や重篤な疾患はなし。5年前に東南アジアを旅行した際、短期間だが下痢を経験。
内服:かぜの症状が出始めたため、市販の感冒薬を服用開始した。しかし効果を感じず、3日後には解熱薬を追加で使用。5年前の旅行時の下痢には、一時的に整腸薬を使用した。
嗜好歴:喫煙20本/日×10年。週に2〜3回の社交的な飲酒、ビールやウイスキーを好む。
現病歴:約1週間前から咽頭痛と38.5℃以上の発熱が持続し、市販薬での自己治療を試みたが改善されなかった。3日前から全身のだるさ・食思不振・関節痛も出現。特に朝方に汗がよく出る。昨夜からは首のうしろ・耳の下にリンパ節の腫れを自覚。休養をとっても疲れがとれず、「今までのかぜとは違う気がする」と感じている。
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