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55歳からの家庭医療 Season 2|明日から地域で働く技術とエビデンス・23
—卓越したジェネラリスト診療—COMPLEX/CHAOTIC CASES
藤沼 康樹
1
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
pp.883-886
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202187
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今回は、「卓越したジェネラリスト診療(expert generalist practice)」の対象である複雑困難事例に関して考えてみたいと思います。
医療者側が困難と感じるケースにはさまざまなタイプがありますが、基本的には「コントロールの難しい複数の慢性疾患」をもち、「個別性の高い心理・社会的問題」を抱えているようなケースと言えるでしょう。たとえば単身生活の高齢者で、社会的に孤立しており、法的・家族的な問題を抱え、糖尿病・慢性腎臓病・心房細動があり、並存するアルコール問題の悪化により生活状況が不安定になっている、といったケースです。

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