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増刊号特集 Brush Up! CDE 糖尿病合併症事典
Ⅱ慢性合併症
【細小血管障害】
潰瘍・壊疽
末梢動脈疾患(PAD)
笹嶋 唯博
1
1江戸川病院血管病センター
キーワード:
①糖尿病足壊疽
,
②重症虚血肢
,
③救肢
Keyword:
①糖尿病足壊疽
,
②重症虚血肢
,
③救肢
pp.275-278
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101706
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症例 62歳 男性
糖尿病/維持透析10年.右第1趾潰瘍〔Rutherford分類 Ⅲ-5(表1),Texas分類D-2(表2)〕.皮膚科にて抗菌軟膏治療を開始,約6カ月間外用療法を継続したが,治癒傾向がなく,血管外科を紹介.血管造影上,下腿動脈病変があるが,バイパス不可能と診断され,外用療法を続けることになった.しかし,患者は手術の可能性を求めてインターネット検索し,最終的に当科に転院となった.入院時,第1趾に小潰瘍があり,経動脈性血管造影法(IADSA)では糖尿病壊疽特有の下腿から足部動脈の多発閉塞病変と足背動脈の開存,および単純X線撮影で動脈石灰化などが確認された.治療は膝下膝窩動脈から足背動脈へのバイパス術により約6週間で完治した(図1A~D).

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