Japanese
English
増刊号特集 前立腺疾患'96
前立腺肥大症
治療法の選択と実際・薬物治療
植物製剤・漢方製剤
朴 英哲
1
Boku Eitetsu
1
1近畿大学医学部泌尿器科
キーワード:
前立腺肥大症
,
漢方
Keyword:
前立腺肥大症
,
漢方
pp.83-86
発行日 1996年3月30日
Published Date 1996/3/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901729
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、83ページから86ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
ここでは植物製剤としてエビプロスタットを,漢方製剤として八味地黄丸を紹介する。これらの薬剤は前立腺肥大症という疾患に対する認識のない時代から,民間伝承で現在まで使用され続けてきたという歴史を持つ。時代の淘汰をかいくぐって生き残ってきた事実は,それだけでもこれら薬剤の臨床的有用性を物語ってはいるものの,その効果に関する実証的研究は少ない。そこで,ここではこれら製剤の配合成分や薬理作用を紹介するとともに,その適応や効果に関してできるだけ客観的事実に基づいた解析を試みたい。
前立腺肥大症という概念は,病理形態学的にはその名の示すごとく前立腺内腺の良性腺腫であるが,臨床的にはいささか異なった意味を持つ。われわれ泌尿器科医は小さな前立腺がしばしば強い排尿困難や尿閉を引き起こすことや,大きな前立腺にも関わらず強い症状もなく,良好な尿流を示す症例があることを経験している。すなわち,臨床の場では前立腺の腫大は前立腺肥大症という病態の一側面にすぎず,排尿筋の状態や下部尿路閉塞の程度,自覚症状の強さなどが重なりあいつつも独立した事象としてこの病態を形成していると考えられる。

Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

