Japanese
English
原著
Acromegaly様外観を呈したNevoid Basal Cell Carcinoma Syndromeの1例
A Case of Nevoid Basal Cell Carcinoma Syndrome with an Acromegaly-like Appearance
平井 さと子
1
Satoko HIRAI
1
1名古屋大学医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Nagoya University School of Medicine
pp.491-496
発行日 1985年6月1日
Published Date 1985/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412203265
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
55歳男性のnevoid basal cell carcinoma syndrome(NBCCS)の1例を報告した.全身に約130個の,大部分は表在型,一部は結節潰瘍型基底細胞腫がみられ,多発性顎嚢腫,肋骨異常,異所性石灰化,外反拇趾,acromegaly様外観を伴っていた.掌蹠pitsはみられなかったが,他の主症状はすべて備えており,典型例と思われた.36歳の時acromegalyと診断されていたが,内分泌学的検査,X線所見,臨床経過よりacromegalyは否定的であり,NBCCSの症状としての骨格異常と考えられた.いわゆるbasal cell neviというべき皮疹が背部に存在したが,その発生時期は不明であった.しかし,自覚症状のある皮疹は50歳ころから発生しはじめ,骨異常,顎嚢腫,石灰化などよりかなり遅れて出現した.

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