Japanese
English
臨床実験
S.C.M.点眼による外傷性白内障治療の2例
Two Cases of Cataracta Traumatica Treated eith "Succus Cinerasia Maritima"
藤山 英壽
1
,
藤岡 敏彦
1
,
池田 裕
1
Hidehisa FUJIYAMA
1
,
Toshihiko FUJIOKA
1
,
Yutaka IKEDA
1
1北大眼科
1Department of Ophthalmology, Hokkaido University, Sapporo
pp.1107-1109
発行日 1954年11月15日
Published Date 1954/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202030
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ある時,某製藥会社の出張所長さんが見え,ポケツトから藥瓶を一つ取出して,「この藥は某氏が(名前は誰でも知つている財界の著名人)アメリカへいらしたとき,これを点眼すると白内障が治るんだという話をきゝ,おや,そんな藥があるのか,じや貰つて帰ろうと,1瓶持つて来た藥なんですが,一つ試して貰えないか,と申出た。
この某氏は勿論医師ではない。多少狐に鼻をつまゝれたような気もしたが,有害でさえなければ使つて見ようかと受取つておいた。その後,家兎などに点眼して貰つたが,別に刺戟症状も発生しない。そこで下記の2例に試用したわけである。10中9まではナンセンスと思つて始めたのであるが,第1例は吸牧されたという結果になつたので,簡単に報告して見る次第である。
This remedy was instilled in the eye twice a day. In the first case the cataract was ab-sorbed, but in the second case it remained unchanged.
Case 1 : A 13-year old boy had vulnus scle rae et corneae perforans and cataracta trau-matica in the right eye, which were owing the perforating wounds caused by gragments of a window-pane.

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