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今月の臨床 避妊法—問題点とその対策
避妊法の基礎知識
1.リプロダクティブヘルス/ライツと避妊
堀口 雅子
1
1虎の門病院産婦人科
pp.864-871
発行日 2000年7月10日
Published Date 2000/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904074
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概念とその変遷
リプロダクティブヘルス/ライツReproductiveHealth/Rights,R.H./R.R.,日本では「性と生殖に関する健康・権利」と訳されているが,何とも分かりにくい言葉である.生命維持に必要な健康とは別に,生殖(リプロダクション)という働きに注目した一連の考えと解釈してよいだろう(以下,R.H./R.R.と略す).
R.H.は,1991年WHOのファタラ(産婦人科医)により示された「健康とは,単に病気にかかっていない・病的状態が存在しないというだけでなく,身体的,精神的及び社会的観点からみて完全に良好な状態well-beingである」という概念を基にしている.したがって,R.H.は次の条件を満たす必要がある*1).

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