Japanese
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今月の臨床 不妊診療のABC─ARTの前にできること
不妊原因診断とARTの前の対処法
3.早発卵巣機能不全―Premature ovarian failure : POF
千石 一雄
1
,
宮本 敏伸
1
,
宮川 博栄
1
1旭川医科大学産婦人科
pp.1122-1126
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409102777
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premature ovarian failure(POF)は若年で卵巣機能が停止または極度に減弱する疾患であり,その病因は多岐にわたるいわゆるheterogeneousな症候群である.不妊,エストロゲン欠乏症状,心血管系疾患や骨粗鬆症発症リスク,さらに,卵巣機能が停止することに対する精神的ダメージなど女性のQOLを著しく損なう.
不妊に関しては,すでに卵巣内に卵胞が存在しない病態では卵子提供による体外受精しか方法はないが,間欠的または一時的に卵巣機能が回復する場合があり,これまでの多くの報告から約5~10%の症例で妊娠が可能であるとされる1).

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