Japanese
English
特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅷ.四肢・皮膚
118.ケロイド,肥厚性瘢痕
加藤 武男
1
,
神保 好夫
1
Takeo KATOH
1
1佼成病院形成外科
pp.308-310
発行日 1997年10月30日
Published Date 1997/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902995
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- 1ページ目 Look Inside
疾患の概念
肥厚性瘢痕,ケロイドは皮膚の線維性結合織の過剰増殖により生じるが,いまだその定義,分類は明確でない.臨床的に肥厚性瘢痕は受傷範囲を越えて拡大することはなく,自然に平坦化することもある.これに対しケロイドは受傷範囲を逸脱して拡大し,年余を経て中央部はしばしば退色扁平化してあたかも蟹が足を広げたかのような型やひょうたん型を示すが,辺縁では常に活動性を有する.しかし両者の間には移行形と思われるような臨床像を呈するものも見られる.両者とも?痒や知覚過敏を訴えるが,ケロイドでは側圧痛(横からつまむと痛い)を訴えることが多い.組織学的には両者は区別できない.

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