Japanese
English
研究と報告
持続性微熱と慢性疲労感を呈する症例に対するtofisopam(グランダキシン)の効果—慢性疲労症候群との関連について
Effect of Tofisopam on Cases with Chronic Subfever and Fatigue: close relationship with chronic fatigue syndrome
武田 雅俊
1
,
松本 由子
1
,
澤 温
2
,
高石 穣
1
,
井上 健
1
,
西村 健
1
Masatoshi TAKEDA
1
,
Yuko MATSUMOTO
1
,
Yutaka SAWA
2
,
Joh TAKAISHI
1
,
Tsuyoshi INOUE
1
,
Tsuyoshi NISHIMURA
1
1大阪大学医学部精神医学教室
2さわ病院
1Department of Neuropsychiatry, Osaka University Medical School
2Sawa Hospital
キーワード:
Chronic subfever
,
Chronic fatigue
,
Tofisopam
,
Autonomic imbalance
,
Chronic fatigue syndrome
Keyword:
Chronic subfever
,
Chronic fatigue
,
Tofisopam
,
Autonomic imbalance
,
Chronic fatigue syndrome
pp.521-528
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405903450
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、521ページから528ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
【抄録】 心理的・社会的ストレスをきっかけに増悪した持続性微熱と全身倦怠感を呈した3症例にtofisopam 150〜300mgを投与したところ,微熱が速効性に改善し倦怠感などの身体症状が軽減した。tofisopam(グランダキシン)は視床下部自律神経中枢に作用する薬剤として自律神経失調症に対して広く使用されているが,持続性微熱をも改善しうることが示された。3症例は精神医学的には,それぞれ遷延性うつ病・自律神経失調症・神経症性抑うつ状態と診断され,共通して慢性疲労感と持続性微熱を呈していた。近年,慢性疲労を呈する疾患単位として慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome;CFS)が注目されているが,米国防疫センターによるCFS作業症例基準では精神疾患を除外することが要件の1つとなっており,この基準をそのまま適用することはできない。精神科領域では持続性微熱と共に慢性疲労感を訴える患者は多く,このような症例の中にはtofisopam投与により微熱が消失する症例があることを報告し,CFSの診断に重要視されている持続性微熱の症状についてCFSとの関連性を中心に考察した。

Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

