Japanese
English
今月の主題 下痢と便秘
便秘の特殊病態—病態,診断から治療まで
女性の便秘と妊娠中の便秘
高橋 裕
1
1東海大学医学部附属大磯病院内科
pp.1508-1510
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906186
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●女性・妊婦の便秘の多くは,機能性便秘である.
●女性の便秘が妊娠中に多くみられるのは,①プロゲステロンがモチリン分泌を抑制することと相まって腸管蠕動を抑制すること,②食生活や生活習慣が乱れること,③腹筋が弱いこと,④増大した子宮による腸管の圧排,⑤便意の抑制(特に痔をもつ妊婦),などによる.
●治療は,規則正しい生活習慣と食事療法より始める.妊娠自体が便秘の原因であることを理解させる.
●下剤は,刺激性ではなく膨張性のものを勧めたいが,便秘⇔痔疾の悪循環を絶つために早期に症状をとる必要がある.母体・胎児に安全な薬剤を選択する.

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