Japanese
English
今月の主題 循環器薬の使い方
狭心症
Ca拮抗剤の使い方
宗像 一雄
1
Kazuo Munakata
1
1日本医科大学・第1内科
pp.1188-1190
発行日 1984年7月10日
Published Date 1984/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402219117
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- 1ページ目 Look Inside
Ca拮抗剤とは
興奮性細胞,つまり心筋細胞および血管平滑筋では,細胞の電気的興奮に際し,細胞外Caが"Caイオン特異性で膜電位依存性"のCaチャンネルを通り,細胞内に流入する(Ca電流).Ca拮抗剤とは,このCa電流を阻止または抑制する薬剤と定義される.このような作用を有する薬剤は,表11に示すように,4群に大別される.表1の5番目に挙げたものは,Ca拮抗剤ではないが,弱いながらもCa拮抗作用を有すると考えられているものの一部である.
生体現象には,Ca電流以外にもCaイオンに関係したものが細胞内にも存在し,このような点に作用するとされる薬剤もあり,将来Ca拮抗剤の定義が拡大し,Ca拮抗剤もその作用機序により分類されるようになるかもしれない.

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