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診療相談室
ブドウ糖二重負荷試験の意義と評価について
後藤 由夫
1
1弘前大第3内科
pp.277
発行日 1972年2月10日
Published Date 1972/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204014
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- Abstract 文献概要
質問 ブドウ糖二重負荷試験の意義およびその成績の評価について弘前大学の後藤由夫教授に.(川崎市K.K生)
答 1921年Staubは,同じ量のブドウ糖を90分聞隔で2回服用させて血糖曲線をみると,健常者では初回の血糖曲線の頂値よりも2回目の血糖曲線の頂値が低くなることを観察した.翌年Traugottも同様なことを報告した.その後この2回目の血糖曲線の山が低くなるのは,初回のブドウ糖の刺激で膵から過剰のインスリンが分泌されるために2回目のブドウ糖は初回よりも容易に同化され,それで血糖曲線が低くなるものと説明されるようになった.一方,糖尿病患者では2回目のほうが高くなるが,これは初回のブドウ糖を処理するのに,不足しているインスリンが使われる結果,2回目のブドウ糖を処理するインスリンがさらに少なくなるので,2回目の血糖曲線が高くなるものと考えられた.
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