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検査データ どう読みどうする?
小赤血球性貧血
日野 志郎
1
1東京逓信病院内科
pp.1091
発行日 1967年8月10日
Published Date 1967/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402201865
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- Abstract 文献概要
定義上の問題点—球形赤血球症
血液標本を漠然とながめていては赤血球の大小を判断しにくい。以前は,小赤血球性貧血というと,平均直径を測つて決めていたのだが,大変な努力を要するばかりでなく,検査者の手技や主観が影響するために,一般的な検査法にはなれなかつた。
近ごろは主として,ヘマトクリット値を赤血球数で割つて平均赤血球容積(MCV)を出し,正常値より低い場合を小赤血球性(microcytic)といつている。しかし,小容積性というほうが正しい。小容積性だともちろん小赤血球性になるが,球形赤血球が多い場合,とくにそれが高度な遺伝性球形赤血球症(家族性溶血性黄疸)にあつては,正容積性であるにかかわらず小赤血球性になる。
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