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特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
血液生化学検査
糖質および関連物質
1,5-AG(1,5-anhydroglucitol)
山内 俊一
1
1帝京大学医学部内科学講座
pp.232-234
発行日 2005年11月30日
Published Date 2005/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101786
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
異常値の出るメカニズムと臨床的意義
1,5-AG(1,5-anhydroglucitol)はグルコースとよく似た構造を有するため,高血糖により尿糖が排泄されると,腎尿細管での再吸収が競合阻害を受けて尿中に排出され,血中濃度が低下する.血糖上昇が軽度で短時間であっても,尿糖は速やかに排泄されるため,1,5-AGはすべての血糖指標の中で,血糖変化を最も早期にとらえる先行指標となる1).
減少後,治療により血糖が完全に正常化して尿糖がなくなると,1日あたり0.3μg/mlのほぼ一定の速度で,その個人がもつ基準値にまで回復する.1,5-AGの代謝は活発ではなく,供給量もほぼ一定であるため,この回復率には日差や個人差は少ない.回復過程で尿糖が出現すると,その量に応じて増加量が鈍るか,再度減少する.

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