Japanese
English
今月の主題 腹部疾患をエコーで診る
臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー
〈副腎〉
副腎腺腫
金田 智
1
1東京都済生会中央病院放射線科
pp.258
発行日 2004年2月10日
Published Date 2004/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100967
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- Abstract 文献概要
副腎皮質の良性腫瘍である.有症状のものではCushing症候群やConn症候群を呈するものが多い.画像診断の発達とともに無症状のもの(機能性,無機能性にかかわらず)が発見される頻度が増えてきている.画像診断で偶然副腎に腫瘤が発見されたものを偶発腫(insidentaloma)と呼ぶ.
超音波検査での確実な描出(特に左側の副腎腫瘤)は困難であるので,有症状のものはCTでの評価が基本である.超音波検査では,内部エコーが均一で低エコーの境界鮮明な丸い腫瘤として描出されることがほとんどである.褐色細胞腫と異なり,比較的大きいものでも囊胞状変性や出血を伴うことは少ない.Cushing症候群を呈するものは3cm大程度,Conn症候群を呈するものは1cm大程度のことが多いことは知っておいたほうがよい(図1).
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