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特集 災害対策
台風と病院—伊勢湾台風を中心として
角田 信三
1
1名古屋市中日病院
pp.313-317
発行日 1960年6月15日
Published Date 1960/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202283
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I.序言
昭和34年9月26日夜,愛知,三重,岐阜,殊に名古屋を中心として,伊勢湾台風は風雨害と水害とを残して通り過ぎた。その災害は意想外に大きかつた。日刊紙,放送機関が台風の接近を伝えていた9月26日当日の中部日本新聞紙面より概要を摘録して見よう。
26日朝刊には,「台風15号,東海昼すぎ圏内。衰えずに本土をめざす」と5段抜きの見出しで,最低気圧910ミリ,暴風雨圏700キロメートルの大型台風発生とその接近を,罹災直前の夕刊最終版には,「台風15号東海めざす」と凸版横見出し,「今夜半は大荒れか,今年の中では最大級」と6段抜きに報じ,別図の台風情報図をかゝげていた。

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