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特集 産科混合病棟の生存戦略 産科管理加算でどう変わるか・変えていくか
【産科混合病棟における好事例:地域周産期母子医療センター】
院内助産・助産師外来を支える環境づくりと病棟運営—産科混合病棟でも,助産師の専門性をあきらめない
本間 永子
1
1日本赤十字社諏訪赤十字病院4階病棟
pp.438-442
発行日 2026年10月25日
Published Date 2026/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680800050438
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地域周産期母子医療センターとしての当院の役割
産科混合病棟の助産師は,妊産褥婦や新生児だけでなく他診療科の患者にも対応しながら,安全を守り,個別性の高い助産ケアを提供することが求められます。産科の約8割が混合病棟であるとされる現在,このような環境のなかで,母子にとって安心できる療養環境をいかに整え,助産師の専門性をどう発揮し続けるかは,多くの施設に共通する課題です。本稿では,諏訪赤十字病院(以下,当院)が,助産師外来と院内助産を軸として継続してきた実践と,それを支える病棟運営上の工夫について報告します。
当院は長野県諏訪医療圏にある455床の地域基幹病院であり,地域周産期母子医療センターとして,24時間体制でハイリスク妊産褥婦への対応を行うとともに,NICU・GCUを有し,新生児医療も担う小児地域医療センターでもあります[表]。周産期関連病床は一般床59床(うち18床休床),NICU6床,GCU6床で運用しており,分娩件数は近年400件前後,帝王切開率は20%前後で推移しています。地域の分娩取扱施設が減少するなかで,当院に求められる役割は年々大きくなっています。

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