Japanese
English
寄稿
集中治療のAI化とDX—加速する海外のAI事例と三つのカテゴリーで読み解く医療DX
沖山 翔
1,2
Sho OKIYAMA
1,2
1筑波大学医学医療系 デジタルヘルス分野
2アイリス株式会社
pp.754-760
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330080754
- 有料閲覧
PPV購入案内
2,200円 (2,000円+税10%) こちらは、754ページから760ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
医療AIをめぐる景色は,ここ1年で大きく変わった。2024年までは「先進的な事例の報告」が中心だったのに対し,2025年から2026年にかけて,米欧の規制当局はAI医療機器の認可を矢継ぎ早に出しはじめた。医師向けのAIアプリは現場医師の40%超が日常的に使うフェーズに入り,研究支援AIは複数の領域でウェットラボ検証を伴う成果を発表しはじめた。事例①として取り上げるBayesian Health社のTREWSに至っては,本稿執筆中(2026年5月)に米国食品医薬品局(FDA)の認可が下りた。
筆者は救急科専門医として,長く集中治療に従事してきた。同時に,医療AIを開発する企業の経営者でもある。「こういうAIがあれば……」と感じる使う側と,それを実際に形にする作る側,その両方に身を置いている経験が,両岸の橋渡しに少しでも役に立てばと思っている。
本稿ではまず,集中治療領域に関係する海外の最新AI事例を三つ紹介する。次に,それらを三つのカテゴリー(医療機器承認系,臨床情報処理系,アカデミック・ガイドライン系)に整理する。そのうえで,なぜ「いまこのタイミングで」医療AIが加速しているのか,その背景にある開発経済性の崩壊とハルシネーションの収束を,Epoch AIなどのデータをもとに論じる。最後に,麻酔・集中治療領域のこれからについて,私見を記したい。

Copyright © 2026, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.

