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増刊号 —産婦人科のこれからを理解するための—重要・最新キーワード103
1章 周産期領域
治療法・治療薬
硫酸マグネシウム水和物
上山 恭平
1
,
永松 健
1
1国際医療福祉大学成田病院産科・婦人科学
pp.40-41
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800040040
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point
◉硫酸マグネシウム水和物(MgSO4)は,切迫早産妊婦に対する子宮収縮抑制薬として使用されるが,投与中は母体の筋緊張低下や呼吸抑制といった副作用のリスクに留意する必要がある.
◉MgSO4には,早産児に対して脳室内出血や脳性麻痺(CP)のリスクを低下させる「脳保護作用」がある.
◉また,子癇において痙攣の再発抑制,あるいは妊娠高血圧腎症・HELLP症候群に対する子癇予防目的でも使用される.
◉ただし,MgSO4を5〜7日を超えて長期投与した場合,新生児に筋緊張低下,呼吸抑制,骨石灰化不全などのリスクが報告されており,慎重な使用・投与期間管理が必要である.
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