レコーダ 医療経済フォーラム・ジャパン 第117回定例研修会
ポストコロナの医療制度改革~有事の教訓は何か?
pp.6-17
発行日 2024年9月11日
Published Date 2024/9/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2940003
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【講師】 高久玲音 一橋大学経済学研究科教授 医療経済フォーラム・ジャパン(会長=中村洋・慶應義塾大学大学院教授)主催の第117回定例研修会が7月22日に都内で開かれ、一橋大学教授の高久玲音氏が「ポストコロナの医療制度改革~有事の教訓は何か?」をテーマに講演した。 コロナ禍で指摘された課題としては、実績の少ない急性期病床が多いことや高度急性期機能が分散していることをあげた。救急搬送困難事例の研究では年間500万件の搬送事例を解析した上で、救急搬送の応需率を今後の医療改革では重視すべきとし、「救急搬送を断ることを法律で禁止することも一考に値する」と提案。独自の情報公開で病院単位の確保病床数や補助金額の調査結果も報告した。講演の要旨を紹介する。
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