特集 肺癌-肺癌新時代における一般内科医の役割
実地医家が知っておくべき肺癌の最新情報 肺癌の疫学
天野 陽介
1
1東京大学医学部附属病院 呼吸器内科
キーワード:
危険因子
,
タバコ喫煙
,
生存率
,
肺腫瘍
,
発生率
,
禁煙
Keyword:
Lung Neoplasms
,
Risk Factors
,
Incidence
,
Survival Rate
,
Smoking Cessation
,
Tobacco Smoking
pp.338-343
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.50936/J01778.2022166377
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肺癌は治療の進歩とともに年齢調整死亡率が低下傾向にあるが、罹患率についてはいまだ明らかな低下傾向が得られていない。喫煙は肺癌の重要な危険因子であり、喫煙者を一人でも多く減らしてゆく努力を続けることが重要である。肺癌の罹患率と生存率、肺癌生存率の変遷、肺癌発症リスクと喫煙、肺癌発症予防としての禁煙治療について概説した。

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