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疼痛緩和 小児集中治療における鎮静・鎮痛について
櫻井 淑男
1
1埼玉医科大学総合医療センター小児救命救急センター准教授
キーワード:
フェイススケール
,
state behavioral scale(SBS)
,
離脱症候群
,
自己調節鎮痛法(PCA)
,
withdrawal assessment tool-1(WAT-1)
Keyword:
フェイススケール
,
state behavioral scale(SBS)
,
離脱症候群
,
自己調節鎮痛法(PCA)
,
withdrawal assessment tool-1(WAT-1)
pp.33-37
発行日 2018年8月13日
Published Date 2018/8/13
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.10.02_0033-0037
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鎮静・鎮痛は,小児重症患者の全身管理においては不可欠な要素であるが,そればかりでなく「ある程度の不動化を必要とする」あるいは「疼痛を伴う」検査や処置を行うときにも小児においては必須となる。鎮静・鎮痛は不可分なものとして扱われがちであるが,それぞれ目的も使用する薬剤も異なるため分けて考える必要がある。本稿では,小児における鎮静・鎮痛のピットフォールを示し,解説したい。「KEY WORDS」フェイススケール,state behavioral scale(SBS),離脱症候群,自己調節鎮痛法(PCA),withdrawal assessment tool-1(WAT-1)
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