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後遺症なき生存を目指して,NO吸入療法の臨床応用に尽力
鈴木 悟
1
1名古屋市立西部医療センター病院長/小児医療センター長
pp.16-21
発行日 2015年8月1日
Published Date 2015/8/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.07.02_0016-0021
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「はじめに」名古屋市立西部医療センター(写真1)は,2011年5月1日に名古屋市立西部医療センター城西病院と名古屋市立西部医療センター城北病院が合併し,「女性と子どもにやさしい病院」,「がん医療を支える病院」として,小児医療センター,地域周産期母子医療センター,および消化器腫瘍センターを3本柱とする500床の急性期型総合病院として開院した。以来,同センターは,名古屋市北西部とその周辺の北名古屋市,小牧市,春日井市の隣接地域の住民や医療機関から信頼され,選ばれる病院を目指し,日々診療を続けている。本稿では,同センターの小児科の概要を紹介したうえで,鈴木先生が特に力を注ぎ,わが国での臨床応用を果たした「一酸化窒素(NO)吸入療法」に焦点をあて,その経緯や現状,今後を展望する。
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