目で見る胎児・新生児の病態 Visualized Fetal & Neonatal Disease
先天性風疹症候群
佐地 勉
1
1東邦大学医学部名誉教授・同 心血管病研究先端統合講座教授
pp.5-6
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.07.01_0005-0006
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妊娠20週頃までの母体が風疹ウイルスに感染し,胎盤経由で胎児にも感染することで,先天性風疹症候群の患児が生まれる可能性がある。先天性風疹症候群は,脳・眼・耳・肺・心・動脈管・肝・脾・血液・免疫系など患児にさまざまな影響を及ぼす。先天性風疹症候群の児を減らすためには風疹ワクチン予防接種の重要性の啓発と接種率の向上が重要である。
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