座談会(Dry Eye Discussion)
フルオレセイン染色に魅せられて
堀 裕一
1
,
細谷 友雅
2
,
松澤 亜紀子
3
,
宮本 龍郎
4
1東邦大学医療センター大森病院眼科 教授
2うぐいす眼科 副院長/兵庫医科大学眼科学教室 非常勤講師
3川崎市立多摩病院 副院長/聖マリアンナ医科大学眼科学 講師
4総合病院回生病院眼科 部長
pp.6-12
発行日 2025年10月20日
Published Date 2025/10/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.20.02_0006-0012
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フルオレセインはドイツの化学者Adolf von Baeyerによって1871年に合成された蛍光色素で,1882年にPaul Ehrlichがはじめてフルオレセインを眼科領域の研究に利用して以降,フルオレセイン染色は眼表面の観察や涙液動態評価による角膜上皮障害,ドライアイ,眼感染症の診断と評価などに広く使われるようになり,眼科診療のルーチン検査として定着している。そこで本座談会では,堀 裕一先生による司会のもと,ドライアイ,感染症,コンタクトレンズ診療の視点からフルオレセイン染色の重要性,実臨床での注意点やポイント,治療についてディスカッションをいただいた。

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