連載 患者様満足度講座
患者様の満足度を高めるためのドライアイ診療とは ~医療スタッフによるコミュニケーション⑧~
内橋 有佳
1
,
松本 玲
2
1医療法人社団医新会レイクリニック
2医療法人社団医新会レイクリニック 院長
キーワード:
検査の充実
,
選択できる治療
,
患者主体
,
コミュニケーション
,
アドヒアランス
Keyword:
検査の充実
,
選択できる治療
,
患者主体
,
コミュニケーション
,
アドヒアランス
pp.14-17
発行日 2025年10月20日
Published Date 2025/10/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.20.02_0014-0017
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長時間のパソコン作業やスマートフォンで目を酷使することが多くなっている現代社会において,ドライアイは切っても切り離せない症状です。症状は多岐にわたり,乾燥感や目の痛みなどの眼症状だけでなく生活の質(QOL)の低下をきたす場合も少なくありません。また,患者様自身の目の不調がドライアイによるものと結びつかないケースも多くあります。当院では,点眼治療などの対処だけではなく,問診・検査によりドライアイのタイプを見極め,タイプ別の治療を行っています。患者様自身で症状を自覚していないケースにおいては,日頃のセルフケアや食事の工夫などの指導を行っています。今回は,患者様への治療満足度を高める当院での取り組みを紹介いたします。

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