２．（1）病態

ドライアイの病態の考え方は，時代とともに変化し，今なお進化し続けている。ドライアイ診療ガイドラインの第3章，病態「総説」では，その経緯について詳しく説明しているが，この項における1番のポイントは最新のドライアイの病態の考え方（コア・メカニズムと病因別分類）を理解することであり，本項ではそれについて説明する。