連載 ドライアイ外来最前線
私のドライアイ診療① ―たかのこみどり眼科クリニック―
俊野 敦子
1
1たかのこみどり眼科クリニック院長
pp.56-57
発行日 2016年4月15日
Published Date 2016/4/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.11.01_0056-0057
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「ドライアイ診療との出会い」私は大学卒業後,愛媛大学の眼科医局に入局しましたが,その年は現愛媛大学学長の大橋裕一先生が教授に就任された年でもありました。医局全体で角膜に注力されるようになったこと,さらに入局4年目に涙液の蒸発量に関する発表をして,眞鍋賞をいただいたことが,ドライアイ診療との出会い,深い関わりにつながったと思います。「ドライアイ診療の変化」大学病院や関連病院での勤務を経て2009年にクリニックを開業しました。クリニックでは大学病院とは異なり,軽症のドライアイ患者さんを多く診療するようになりましたが,テレビの健康番組でドライアイが取り上げられた頃からドライアイの認識が高まり,ご自身で疑って来院される患者さんが増えたように感じています。
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