連載 ドライアイ外来最前線
日本大学医学部附属板橋病院 ドライアイ外来
庄司 純
1
1日本大学医学部視覚科学系眼科学分野臨床教授
pp.54-55
発行日 2016年4月15日
Published Date 2016/4/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.11.01_0054-0055
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「ドライアイ外来を始めた経緯」日本大学医学部附属板橋病院(日大板橋)でのドライアイ外来設立は2013年からで,とても新しい外来のような印象をもたれると思います。しかし,日大板橋は,結膜および角膜を専門とする國友昇教授(第3代主任教授),北野周作教授(第5代主任教授),澤充教授(第7代主任教授)と引き継がれる中で,多くのドライアイ患者さんを診察させていただきました。私が入局した1985年当時,医局内で「ドライアイ」という用語は使われておらず,「ジッカ」(乾性角結膜炎:keratoconjunctivitis siccaから由来)と呼ばれ,涙液班の先生方が一般外来で診療されていました。
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