DEBATE ON GI THERAPY ディベート
便秘型IBS「機能性便秘と基本的には同じ疾患である」とする立場から/「機能性便秘と全く違う疾患である」とする立場から
内藤 裕二
1
,
中島 淳
2
,
三輪 洋人
3
1京都府立医科大学消化器内科学 准教授
2横浜市立大学医学研究科肝胆膵消化器病学教室主任教授
3兵庫医科大学内科学上部消化管科主任教授
pp.47-55
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.14.01_0047-0055
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三輪:今回は,「便秘型過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)」をテーマとしてディベートを行いたいと思います。内藤先生には「機能性便秘と基本的には同じ疾患である」とする立場,中島先生には「機能性便秘と全く違う疾患である」とする立場にあえて立っていただき,論点を整理しながら理解を深めたいと思います。まず,「便秘とは何か,なぜ便秘が重要か」という話題から始めたいと思います。●本企画は,問題点をより明確にすることを目的としているため,ここでの論者による議論は,あえて一方の見地に立った場合のものであり,必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。
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