MY SETBACKS 私が挫折しそうになった経験
第1回
春間 賢
1
1川崎医科大学消化管内科学教授
pp.76-79
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.13.02_0076-0079
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第1回目とのことですので,まず,「挫折」の意味から始めることにします。三省堂大辞林では「事業や計画などが途中でだめになること」とあります。ちなみに,「挫」は「くじく」を意味し,「折」は字のごとく「おれる」,「くじける」で,「挫折」は「くじける」が2つ重なるわけで,悲壮,あるいは,悲観的な意味合いで用いられることが多い語句です。あまり計画的に人生を送らず,私の人生は「のろのろ,ふらふら,わくわく,はらはら,ねばねば」,そして「negativeをpositiveに!」で,さらに,「にたにた,にこにこ」と人生を終わりたいので,壮絶な挫折を期待されても,おそらく応えることができないでしょう。また,挫折しそうになった体験なのか,まさに挫折なのか,まだ人生が終わっていないので結論が出ていません。そこで,このような新しいシリーズが始まるとのお知らせのようなつもりで読んでいただければと思います。
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