特集 性ホルモンと産生・依存性腫瘍の基礎と臨床
性ホルモン産生と作用機序 (3)精巣におけるホルモン産生機構
千葉 公嗣
1
1神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野講師
キーワード:
精巣
,
視床下部下垂体性腺軸
,
テストステロン
,
Leydig細胞
,
Fetal Leydig細胞
Keyword:
精巣
,
視床下部下垂体性腺軸
,
テストステロン
,
Leydig細胞
,
Fetal Leydig細胞
pp.23-26
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.27.02_0023-0026
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精巣の機能は視床下部下垂体性腺軸により制御され,精巣では最も主要なアンドロゲンであるテストステロンがLeydig細胞により産生されている。テストステロンは全身作用とともに精細管での精子形成にきわめて重要な働きをしており,精巣内テストステロンは血中に比較してきわめて高濃度に維持されている。若年時にはテストステロンの分泌には日内変動があるが,加齢とともにテストステロン分泌量と日内変動の振幅が低下する。「KEY WORDS」精巣,視床下部下垂体性腺軸,テストステロン,Leydig細胞,Fetal Leydig細胞
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