特集 子宮頸部の生理と病理
子宮頸部の病理 (2)子宮頸管無力症と子宮頸管熟化不全
竹田 純
1
1順天堂大学医学部産婦人科学講座
キーワード:
子宮頸管無力症
,
子宮頸管縫縮術
,
子宮頸管熟化不全
,
分娩誘発
,
プロスタグランジン
Keyword:
子宮頸管無力症
,
子宮頸管縫縮術
,
子宮頸管熟化不全
,
分娩誘発
,
プロスタグランジン
pp.33-36
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.26.01_0033-0036
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子宮頸管は妊娠から分娩にかけて大きくその性状を変化させる。妊娠期において子宮頸管は硬く維持されている必要があるが,分娩期においては熟化し子宮頸管は開大する必要がある。そのバランスが崩れた際には子宮頸管無力症による流早産や子宮頸管熟化不全による過期産や帝王切開術といった不良な転帰につながる可能性がある。本稿では子宮頸管無力症の予知,診断,対処法や子宮頸管熟化不全の解決方法,その安全性などについて解説する。「KEY WORDS」子宮頸管無力症,子宮頸管縫縮術,子宮頸管熟化不全,分娩誘発,プロスタグランジン
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