特集 腎がん診療最前線
【DEBATE】Ⅱ 単腎に発生した小径腎細胞がんに対する治療戦略 ~適応と限界~ ミニマム創内視鏡下無阻血腎部分切除
齋藤 一隆
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科腎泌尿器外科 准教授
キーワード:
腎腫瘍
,
腎部分切除
,
単腎
,
無阻血
Keyword:
腎腫瘍
,
腎部分切除
,
単腎
,
無阻血
pp.53-56
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.38.02_0053-0056
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腎部分切除は,根治的腎摘除とほぼ同等の制がん効果を有し,腎機能が良好に温存されることより,小径腎腫瘍に対する標準術式となっている。特に単腎に発生した腎腫瘍の治療・切除においては,腎機能温存がさらに重要となる。多くの泌尿器科悪性腫瘍手術において,手術の低侵襲化が進んでいるように,腎部分切除においても術式自体の低侵襲化が大きな流れであり,なかでもロボット支援腎部分切除の適用が広まってきている。「KEY WORDS」腎腫瘍,腎部分切除,単腎,無阻血
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