Japanese
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手術手技 泌尿器科 体腔鏡下手術 4
後腹膜鏡下無阻血腎部分切除術
Retroperitoneoscopic partial nephrectomy
中沢 速和
1
,
八木澤 隆
1
,
東間 紘
1
Hayakazu Nakazawa
1
,
Takashi Yagisawa
1
,
Hiroshi Toma
1
1東京女子医科大学泌尿器科
キーワード:
体腔鏡下手術
,
後腹膜鏡下腎部分切除術
,
マイクロ波凝固装置
Keyword:
体腔鏡下手術
,
後腹膜鏡下腎部分切除術
,
マイクロ波凝固装置
pp.309-317
発行日 2003年4月20日
Published Date 2003/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100887
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われわれの行っている後腹膜鏡下腎部分切除術の方法について概説する。側臥位,側方後腹膜アプローチとし,マイクロ波凝固装置を用い無阻血で腎部分切除を行っている。本術式は2.5cm以下の外側突出型の腎腫瘍で中下極を占拠する症例が適応となる。腎上極,腹側の腫瘍は経腹的に行うほうがよい。本術式は低侵襲で小腎腫瘍に対する理想的な治療法あるが,現時点では問題点も多く,手術の安全性を確保し適応の拡大を図ることが今後の課題である。
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