特集 地域包括ケアと在宅医療
地域包括ケアにおける診療所の役割 ②地域の障害者を支える
中村 泰之
1
1米原市地域包括医療福祉センター「ふくしあ」 センター長
キーワード:
医療と児童福祉
,
全世代型地域包括支援センター
,
医療福祉複合施設
,
小児在宅
Keyword:
医療と児童福祉
,
全世代型地域包括支援センター
,
医療福祉複合施設
,
小児在宅
pp.19-22
発行日 2019年11月20日
Published Date 2019/11/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.37.11_0019-0022
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われわれの診療所は,在宅24時間支援診療所として主に成人・高齢者の在宅医療を担ってきた。そんななか,地域での小児から成人までの障害のある者(児)への関わりの薄さに,地域医療医として少しでも力になれないものかと考えていた。内閣府の平成30年版障害者白書(図1)には,在宅の身体障害者は428万7千人に達し,そのなかでも在宅身体障害者の65歳以上の割合の推移をみると,1970年には3割程度だったものが,2016年には7割程度まで上昇していると報告がある1)。われわれが,どのようにこの地域でこの課題に対処していけるかについて,現在の取り組み状況と今後の取り組みについて報告する(写真1)。「KEY WORDS」医療と児童福祉,全世代型地域包括支援センター,医療福祉複合施設,小児在宅
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