連載 肺がん専門医インタビュー(3)
継続して質の高い地域がん医療を提供するために
pp.91-94
発行日 2017年7月20日
Published Date 2017/7/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.35.07_0091-0094
- 文献概要
新潟県の人口はおよそ230万人(2017年4月1日現在,2,270,264 人)で,地域がん登録事業は1991年から行っており,年間の新規肺がん患者は最近では2,000例強で推移しています。新規肺がん患者の4分の1にあたる500~600例を当院で診療しています。その90%以上は他の医療機関や検診機関からの紹介です。高血圧や糖尿病などの生活習慣病を含む他疾患の治療経過観察中に肺がんが見つかるケースが最も多いです。次に多いのは症状があって肺がんが見つかる方,そして当院受診患者の20~30%を占めるがん検診や健康診断,人間ドックで肺がんが発見された方です。
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