特集 統合失調症診療の新たな展開
日本の薬物治療ガイドライン
伊賀 淳一
1
1愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学講座准教授
キーワード:
ガイドライン
,
薬物治療
,
統合失調症
Keyword:
ガイドライン
,
薬物治療
,
統合失調症
pp.17-19
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.34.09_0017-0019
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「はじめに」日本では統合失調症の薬物治療において多剤併用の頻度が高いことが長年問題となっており,エビデンスに基づく医療の普及・均てん化の必要性が認識されていた。しかし,これまでエビデンスに基づいた統合失調症治療ガイドラインは存在しなかった。そこで2013年から日本神経精神薬理学会が学会内にタスクフォースを設置して作成作業を開始し,2015年9月から同学会のホームページ上に「統合失調症薬物治療ガイドライン」1)を掲載・公表した。「KEY WORDS」ガイドライン,薬物治療,統合失調症
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