特集 子どもの便秘症~これでスッキリ解決!
Ⅳ.様々な状況における機能性便秘症
乳幼児
羽鳥 麗子
1
1群馬大学医学部附属病院地域医療研究・教育センター
キーワード:
母乳
,
乳児用調製粉乳
,
排便時痛
,
ラクツロース
,
乳児排便困難症
Keyword:
母乳
,
乳児用調製粉乳
,
排便時痛
,
ラクツロース
,
乳児排便困難症
pp.475-480
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002137
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SUMMARY
▷乳幼児の便秘症では,身体診察と便秘の危険徴候(red flags)から,器質性便秘症を鑑別することが重要である.「red flags」とは,胎便排泄遅延(生後24時間以降)の既往,成長障害・体重減少などである.
▷乳児における慢性機能性便秘症の有病率は,およそ15%とされる.母乳から固形食への移行,あるいは乳児用調製粉乳に移行した際に,便が硬くなり発症することが多い.
▷硬い便による排便時痛は,便秘の重要な誘因となる.生後12~15か月以降で「排便がまん」が可能となり,小児の便秘症の悪循環が生じる.

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