特集 小児の不眠―眠れない子ども・眠らない子どもへの対策―
Ⅰ.プロローグ
「眠れない」「眠らない」子どもたちを考える
星野 恭子
1,2
1昌仁醫修会 瀬川記念小児神経学クリニック
2社会と共に子どもの睡眠を守る会
キーワード:
睡眠覚醒リズム
,
夜泣き
,
健康づくりのための睡眠ガイド2023
,
「早寝早起き朝ごはん」全国協議会
,
インターネットゲーム行動症
Keyword:
睡眠覚醒リズム
,
夜泣き
,
健康づくりのための睡眠ガイド2023
,
「早寝早起き朝ごはん」全国協議会
,
インターネットゲーム行動症
pp.1263-1268
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001824
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SUMMARY
▷睡眠覚醒リズムの制御機構は,出生直後から昼行性の動物として発達する.
▷睡眠は脳幹視床により制御されることから,乳児期の神経発達と密接に関連する.
▷『健康づくりのための睡眠ガイド2023』子ども版では,小学生でも9時間は睡眠が必要とされている.
▷インターネットやメディア機器との付き合いかたが学童の睡眠には強く影響する.
▷食事・排泄・スポーツは,子どもの睡眠を守るために重要な因子である.

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