特集 これからのガイドラインの読み方,使い方
Ⅱ.国内のガイドラインから考える
感染/呼吸器
RSウイルス呼吸器感染症
森岡 一朗
1
1日本大学医学部小児科学系小児科学分野
pp.99-105
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001562
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Summary
■2019年4月に『日本におけるパリビズマブの使用に関するコンセンサスガイドライン』が公表されたが,これは,全体像を総論的に網羅することが目的であった.
■日本小児呼吸器学会と日本新生児成育学会により,Respiratory syncytial(RS)ウイルスの呼吸器感染症に特化したガイドラインが必要と考え作成された.
■『小児RSウイルス呼吸器感染症診療ガイドライン2021』は,予防・治療法に絞り6つのクリニカルクエスチョンが作成された.
■『Minds診療ガイドライン作成マニュアル2017』に準じてエビデンスレベルに基づいた推奨が決定された.

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