特集 小児耳鼻咽喉科疾患のすべて ファーストタッチから専門診療へ
Ⅱ．主要疾患に対する専門診療
②幼児期 顔面神経麻痺
西原 江里子
1
,
山田 啓之
1
1愛媛大学耳鼻咽喉科頭頸部外科
キーワード：
顔面神経麻痺
,
Hunt症候群
,
Bell麻痺
,
顔面神経減荷術
,
トリアージ10点法
Keyword:
顔面神経麻痺
,
Hunt症候群
,
Bell麻痺
,
顔面神経減荷術
,
トリアージ10点法
pp.345-349
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001479
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SUMMARY
▷小児の顔面神経麻痺はその診断・治療にあたって成人とは異なるアプローチが必要となる．
▷成人と比較してより良好な経過をたどるが，重症例や後遺症を生じる場合もある．
▷完治を目指し，後遺症を残さないためには早期の診断・治療介入が必要であり，小児科医と耳鼻咽喉科医の連携が不可欠である．
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