特集 正しく怖がれ，小児救急1人対応！ ～ファーストタッチから専門診療へ～
Ⅱ．どんなに忙しくてもさけよう重大な見落としを！
小児内分泌救急疾患UPDATE DKA，甲状腺クリーゼ，副腎不全の初期対応
南谷 幹史
1
1帝京大学ちば総合医療センター小児科
キーワード：
ショック
,
意識障害
,
急性腹症
,
体重減少
,
頻脈
Keyword:
ショック
,
意識障害
,
急性腹症
,
体重減少
,
頻脈
pp.83-87
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001418
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SUMMARY
▷非特異的で重篤な症状の背後に，典型的内分泌症状が隠れていないかどうか確認しよう．
▷急性腹症と初期診断される糖尿病性ケトアシドーシス，副腎不全が存在する．
▷脳炎脳症と初期診断されて，ステロイドパルス療法がなされている甲状腺クリーゼが存在する．
▷すべての急性疾患で，脈拍数，血糖値，電解質を評価して，内分泌疾患の見逃しを防ごう．
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